読み終わりました(ゴールをぶっ壊せ)

アニソンシンガー影山ヒロノブさんの本を読みました。

ゴールをぶっ壊せ / 影山ヒロノブ

自伝かと思って読んでいたのですが、途中から今のアニソン業界の成り立ちや世界のアニソン事情、今後こういうアーティストにもっと活躍して欲しいなど、影山ヒロノブさんの思いも綴られていました。

バイトの話も出てくるのですが、結構期間が長いこと、アニソンの歌い始めた頃もバイトをしていたことなど、一回LAZYでデビューしてはいるのですが、長い下積み時代を送っていたことに驚きました。この時期からバックバンドのブロードウェイとも一緒に全国を回っていたんだろうなぁと思いながら読んでいました。(第3章に須藤賢一さんと松尾洋一さんが一緒に写っている写真がありました)

アニソンと言えば、作曲家や作詞家、編曲家の方が作った曲をアーティストが歌う。というイメージが強かったのですが、影山ヒロノブは自分で曲を作って歌うこと、シンガーソングライティングの重要性を述べていることが印象的でした。自分の思いと活動を一体化させることが大事ということでしょうか?

影山ヒロノブの自伝的な部分から、これからのアニソンにかける思いまで、非常に面白い本でした。多分、もっと詳しく書ける部分もたくさんあったのでしょうが、読みやすさなどを考慮してこの分量になったのではないでしょうか?自分は自伝部分がもっと長くてもいいと思いました。読みやすい本だと思うので、影山ヒロノブさんが好きな人はもちろん、JAM Projectを好きな方も楽しめると思いますよ。

 













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