お手軽ドラムマイクです(YAMAHA EAD10)

ドラマー兼PAスタッフにとって、面倒なことは何か?それはマイキングです。

今までの配信ライブでも、限られたオーディオインターフェイスのchの半分以上をドラムのマイクが使っていました。

その状況を打破すべく、購入したのが今回ご紹介する”YAMAHA EAD10“です。

YAMAHA EAD10

商品自体は何年か前に発売されていて、一時期は在庫切れなどで話題になっていました。自分も欲しかったのですが、価格か5万円越えでなかなかのインパクト…

AFDの配信ライブに加え、今後の配信ライブでのPAスタッフの仕事で生かせそうだと思い、購入しました。

箱の中身はこんな感じ。

  • メインユニット(左下)
  • センサーユニット(右下)
  • モジュールホルダー(左上)
  • 接続ケーブルと結束バンド
  • 取扱説明書などの紙
  • 電源アダプター(何故か写っていない)

メインユニットは大きさの割りに軽いので、少し驚きました。センサーユニットの方が重いです。

背面です。左の方から見ていきます。

  • FOOT SW(フットスイッチ):トリガーの音を鳴らしたり、機能を切り替えるのに使えるらしい
  • USB:2種類で、USB-A端子はUSBメモリ、USB-B端子はiPhoneなどの機器に接続して使う
  • 電源:付属品を使う。12V。
  • センサーユニット:2本のケーブルが束になっていて、AとBに接続する。エレドラのパッドなどを使えば拡張できるらしい
  • AUX IN:外部音源を取り込む時に使う
  • OUTPUT:LRがあるが、フォン端子。ここがキャノンだとPAの現場だと助かる

前面には、ヘッドホン端子があります。フォン端子。

機能とは関係なく、気になった点

いまいちポイントですが、塗装がイマイチでした。カッコいいデザインなのに勿体ない。

説明書、タムが大きすぎませんか?YAMAHAさんドラム作ってるんだし、もうちょい良い素材はなかったのかなぁ。

セッティング

スタジオでセッティングしてみました。

説明書に習って、クランプを使い、メインユニットをハイハットに固定。

センサーユニットはバスドラムに。

ケーブル類、今回はシンプルに使います。

  • 付属品(電源アダプター, 接続ケーブル)
  • iPhoneに繋ぐためにUSB-A&Bケーブル
  • カメラアダプタ

iPhoneを使うには、ライトニング対応のカメラアダプタとUSB-A&Bケーブル、専用アプリ(Rec’n’Share)が必要です。小物はよく紛失するので名前を書いています。

今回のカメラアダプタは純正ですが、サードパーティ製の物も買ったので、またチェックしたいと思います。

少し離れて見ると、こんな感じです。

当然気になるであろう、専用アプリで動画撮影した動画もご紹介します。

今回はStudio系のプリセットを使い、エフェクト類はメモリ1。トリガーは無しです。色々なプリセットがあり楽しいのですが、練習に使うなら、シンプルな方が良いですね。

音のバランス自体は、思ったよりも良いですね。セッティングの物理的な距離関係の影響を受けてしまいますが、概ね満足です。

気になる点もいくつかあります。今、気付いている点を何点か。

  • BDはアタックが立ち過ぎている気がする
  • スネアのリムショットが耳に痛い
  • 1タムセッティングにするとライドシンバルの音がかなり大きくなる

本来5本以上のマイクを立てる所を1カ所のセンサーで賄っている事を考えれば、当然なのですが、調整はしにくいですね。

 

音源の取り込みは、iPhoneならミュージックアプリやファイルアプリが使えます。流石にApple Musicなどストリーミング系のサービスは使えない様です。まぁ、当然ですか。

iPhoneアプリ”Rec’n’Share”で良いなと思ったのが、EAD10で録音したドラム音源と、一緒に演奏した外部音源の音量バランスを、後からでも変えられる事ですね。
ドラムだけの確認もできるし、音源と一緒に聞いた時のグルーヴ感の確認できるのはとても良い機能だと思います。

まとめ

  • YAMAHA EAD10を購入しました
  • ドラムのマイキングを省略できる優れ物
  • 良い商品ですが、弱点もあります
  • 練習と配信ライブで使ってみます

そんな感じでした。

個人的な悩みとして、バスドラムのタイミングが上手くコントロールできていない。という物があるので、アタックがしっかり聞こえるこの商品はありがたいです。スタジオ練習でたくさん使おうと思っています。













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