事前準備の話(短い雑記)

事前準備によって、リハ中のパフォーマンス、気付き(修正点の把握など)が大きく異なることを実感しました。先週、2バンドのリハーサルで気付いた事です。

片方は当日も軽く練習してから臨んで、片方は前のリハから何もしていない状態でした。
練習して臨んだ方は、ベストのパフォーマンスではありませんでしたが、他のパートの音を聞きつつ、どこに合わせるべきかを考えながら叩いていたので、後からリハ音源を聞き直すことで、次のリハへ更なる進展が見込める感触を得ました。
対して、前のリハから何もしていない方は、譜面を見ても曲が思い出せず、演奏が始まってから、この曲かと気付く状態。譜面があればなんとか乗り切れますが、それに気を取られてアンサンブルやより良いフレーズを考える暇などはありませんでした。

片方はライブを控えている、片方は未定、という事で、モチベーションの違いもありましたが、事前準備の大切さを実感することができました。
せっかくスタジオに集まって演奏できる機会なので、事前準備と目的を持つ事で、リハーサルに臨むべきだと改めて思いました。

このリハーサルの話は自分の感覚がメインでしたが、仕事でも事前準備が必要な現場があります。
それは「初めての現場」。ライブ配信で、初めて行くライブハウスだったり、イベントだったりすると、依頼者がどれぐらいのクオリティを求めているのかがわからず、当日に慌てる事がよくあります。
「良い感じで」とか「~のイベントの感じで」なんて依頼を受けた時が大変で、自分としてはその時々に合わせたセッティングをしている事が多いので、違うイベントになると苦労しています。
このような場合でも、依頼者が求めているクオリティのサンプル、進行表、タイムスケジュールなどを事前に貰えれば、自分の中で当日のイメージを膨らませてから臨む事ができるので、結果は良くなると思います。(ほとんどの現場で貰えませんが)

という事で事前準備の話でした。
今日は3/25のイベントの事前準備をしたいと思っています。当日、バイタミンで出演しますが、スタッフもやる予定です。













コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です