持ち込み機材量の話(短い雑記)

ライブハウスに出演するバンドマンにとって、機材の量というのは迷うところだと思います。
自分が思う良い音を出したい、所有している機材を使ってみたいなど、メリット・モチベーションがあるとは思いますが、持ち込みすぎるとセッティングの手間がかかったり、楽屋などに置き場所がなくて取り回しが大変だったりとデミリットも目立ちます。

先日、バイタミンで健康志向OVERDOSEに出演した際もバンドによって機材量が大きく異なっているのが面白かったですね。

バンドとしては、1番目のイエローアイドペンギンが一番多かったと思います。アンプ系まであるのは気合が入っていますね。
ドラマーはsandsのデイビスくんでしょうか?キャリーカートにペダル・スネア・シンバルなどを括り付けている光景は見ていて懐かしい気分になりました。
自分も昔はキャリーカートにツインペダル・スネア・チャイナシンバル・ドラム椅子なんかを括り付けて運んでいましたね。今では信じられません…
今回、自分はチャイナシンバルだけ持って行ったのですが、ステージの物をお借りできたので、結局スティックだけの持ち込みでした。

ライブで最高のパフォーマンスをするためには、機材は必要です。なので、機材量が多い事自体は問題ではありません。(プロの現場は楽器だけの為にトラックを使う場合もあると思います)
しかし、転換時間が10分しかない状態でセッティングができるのか?持ち込み機材を忘れる事なく運搬することができるのか?個人的に深刻なのが、その機材を運搬・セッティングすることで自分が疲れないのか?などのデミリットが、転換ありのライブイベントでは問題になると思っています。

個人的な意見ですが、ウォーミングアップは十分にできないし、セッティングもゆっくりできない、イヤモニを使うわけではないのでモニター環境もベストではない(お客さんが入るとステージでも聞こえ方が変わる)などの理由で、転換ありのライブイベントではベストなパフォーマンスは不可能だと思っています。
なので、最近は移動・運搬のストレスを最小限にすることで気分良くライブに臨み、良いパフォーマンスを披露しようと心がけています。

あと、意外に現地にある物(特に太鼓系)の方が、ステージに対してバランスの良い音がする場合が多い気がします(メンテナンスがされていれば)
拘る方は、レコーディングでも前日にセッティングをして部屋に馴染ませて、翌日にレコーディングをすることもあるらしいので、同じような状態になるのかもしれませんね。

ということで、持ち込み機材量の話でした。
弘法筆を選ばずと言いますし、楽器を鳴らすのが上手い人はある程度メンテナンスのされている機材なら良い音になると思います。メンテナンスがされていない機材、壊れてる(割れている)機材は流石にダメでしょうが。













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