技術の発展で淘汰される職業の話(短い雑記)

最近(去年?)、「イラストのAI生成」技術が話題になりましたね。
イラストレーターの仕事を奪うとか、生成の元データとなったイラストの著作権など、さまざまな問題が取り立たされています。

自分は絵が描けないタイプの人間なので、どのようなことができるのか興味があります。
チラシ(フライヤー)などを作っていると、「ここになんかイラストとか入れたい」と思っても書くことができないし、利用できる素材を探すのが面倒。
そんな悩みを解決してくれる技術になるかもしれませんし、イラストに限らず、「AI」に関する技術が今度どのように発展していくのか、興味深いですね。

技術の発展により、淘汰される職業というのは昔からたくさんあるようです。
ちょっと調べてみたら、こんなサイトが見つかりました→旧聞アトランダム
色々と列挙されていて面白いですね。
タイピスト、電話交換手なんて、自分は見たこともありません(昔の映像とかで見たか?)

身近な話をすると、ミュージシャンというのも、段々と減っている職業だと思います。

娯楽の多様化という時代の変化に加えて、DTMや音声合成技術(ボーカロイド)に関わる技術の発展なども大きいと思います。2000年代以降は音楽は1人で作れる時代になりましたね。
バンドメンバーがいなくても、バンドサウンドが作れる時代になりました。良い時代ですね。

ドラムに関しては、サンプリング音源もかなり良く、使いやすくなってきたようですね。
アマチュアレベルであれば、ドラムはレコーディングするより、ドラマーが打ち込んだ音源を使う方が、音楽としては良い物が作れそうだと思っています。
ドラムのレコーディングは、特に大変な割に良い物が作れないことが多いですからね…

1人で音楽が作れるようになり、人件費が抑えられることがわかり、予算が圧縮され、ミュージシャンがレコーディングに呼ばれなくなる。そして、ミュージシャンが減っていく…

となるのですが、この場合に減るのはレコーディングを主として活動しているスタジオミュージシャンです。
対応力のある方は、ライブサポートや先生として活動されていますね。
実力のある方の活躍の場はあるので、そこまで気にすることではないのかもしれません。
対応力のない方は淘汰されるので、ミュージシャンの全体数は減っているとは思います。

さらに昔の話をすると、BGMを生演奏する「ハコバン」などの現場も、騒音に関する環境の変化やCDの普及などの要因で、ほぼ絶滅しているでしょうし、小規模の現場をメインに活動しているミュージシャンの減少はずっと続いているのかもしれませんね。

ミュージシャンが減る事で良い事もあります。
それは「才能や技術のある方に注目が集まる」ことですね。
それぞれのフィールドのトッププレイヤーがちゃんと注目を浴びる事で、予算のある現場に呼ばれたりして生き残ってくれれば、嬉しいですね。

という事で、技術の発展で淘汰される職業の話でした。

技術の発展で淘汰される職業があれば、技術の発展や廉価化で生まれる職業もあります。
自分のライブ配信の仕事は、インターネット関係の技術の発展と映像機材の廉価化で生まれた仕事ですしね。

流行りのAI技術がどんな発展を遂げるのか、楽しみにしたいと思います。













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