今まで使っていたRoland OCTA-CAPTUREというオーディオインターフェースが、配信ライブのメインPCであるMac Mini M1 2020で使えないので、新しくUSBオーディオインターフェース機能を搭載したデジタルミキサーZOOM LiveTrak L-12を購入しました。中古品です。
ZOOM LiveTrak L-12(以下”L-12″と呼称)は、前に記事を書いたクラスコンプライアントモード対応の商品です。
これで、配信ライブをMac Mini M1 2020(以下”M1 Mac Mini”と呼称)の1台だけでオペレーションできるはず!
ZOOM LiveTrak L-12
L-12を開封していきます。なかなか大きいです。
中古で頂いた物ですが、外箱も割と綺麗ですね。使用頻度は月1,2回だと思うので、エフェクターケースはいらないかも知れません。
開けると、薄手の袋に包まれた本体と電源ケーブルが入っていました。
取説は付属していないので、こちらからダウンロードしました。ゆっくり読んで、活用法をマスターしたいと思います。この記事を書きながらも読んでいますが、機能の再確認もできて面白いです。
本体はこちら。比較用にiPhone SE(第2世代)を置いています。
中古との事ですが、状態はとても良いですね。ありがたい。
ここで、いくつか機能を紹介したいと思います。
マイクプリアンプ, LINE入力
マイクプリアンプは8chで、1,2chはHi-Z対応、3~8chはPAD(-26db)搭載です。特に、大きい入力に対応できるPAD搭載はありがたいですね。
1~4chと5~8chとまとめてONになってしまいますが、ファンタム電源(48V)の赤いスイッチもありますね。chの割り振りを考える必要がありそうです。
9,10chと11,12chはLINE入力対応となっています。基本はステレオ利用でしょうが、Lのみに入力すればモノラルとしても使えます。キーボードやオーディオ機器用のチャンネルですが、8chで足りなくなった時はフォン端子や変換を駆使して、うまく使ってあげたいですね。
MONITOR OUT, CHANNEL STRIP, EFX
MONITOR OUTはA~Dの5系統。この大きさのミキサーとしてはかなり多いと思います。フォン出力とヘッドフォン出力なのは、小規模なライブPA用やリハーサル用という事でしょうか。
CHANNEL STRIPがアナログミキサーとの一番の違いだと思います。各chをSELECTして右側のCHANNEL STRIPで設定していく仕組みですね。SELECTスイッチとCHANNEL STRIPは青く色付けされています。ここは操作を覚える必要がありそう。
EFXは、”TONE / TIME”, “DECAY / FEEDBACK”の2つのパラメータが調整できるようです。これは実際使ってみないとわからなそうです。
FADERMODE, SECEN, RECORDER
FADER MODEは、MASTER OUT端子とMONITOR OUT端子A~Dから出力するミックスバランスを調整する機能ですね。
SECENでは、9つのミキサー状態を保存するSECEN機能も搭載しています。入れ替えのあるライブなどでよく使う便利な機能ですが、演奏中とトーク中のミックスバランスを変えるのにも使えそうですね。
右下はRECORDERですね。マルチトラックレコーダー(MTR)機能の部分です。出力をSDカードに残せるみたいです。各chのデータをWAVで残せるのは良いですね。ライブの後、音源や動画を公開するのに使えそう。
リアパネル
リアパネルはこちら。注目すべきは、LASS COMPLIANT MODEのスイッチがある事ですね。
配信ライブに使う時は
- M1 Mac MiniのLogic Pro Xを使う為にAUDIO INTERFACEモードにして
- M1 Mac Miniで認識できるように、CLASS COMPLIANT MODEをONにして
- SAMLE RATEは指定が無いので、適当に44.1kHz
という設定にしようと思っています。
まとめ
- ZOOM LiveTrak L-12を購入しました
- M1 Mac Mini用のオーディオインターフェースとして使いたいです
- 取説を読むのが意外と楽しい
そんな感じでした。
紹介が長くなってしまったので、M1 Mac Miniと繋いだ時の挙動については別の記事を出します。お楽しみに。
コメントを残す