何を思ったのか、パッシブのダイレクトボックスを買いました。相模大野Studio GROOVEの5stの小物入れに常設してあるものと同じ物です。
「DI」と「ダイレクトボックス」という言い方の違いは「Direct Injection box」という名前の略し方の違いのようですよ。
今回買ったのはこちら↓
使い方としては、
- キーボード、エレアコ、同期音源などの信号を変換して、ミキサーで扱いやすくする。
- 演奏者の機材から大き過ぎる信号を貰ったときに、Attenuatorを使ってレベルを調整する。
- ギターやベースのセルフレコーディングをする際に、ライン音源とアンプ音源を同時にもらう。
などを想定しています。
1.と2.については、PAの現場でよく使っています。大体現地で借りれるので、持っている必要があるのかはわかりません。
3.の使い方は、まなつというバンドのサポートをしていた頃、デモ音源を作る時にちょっと試したことがありますね。この時は、結局1発録りのアンプ音源が採用になりましたけど…
調べてみた所、現在はアクティブタイプのダイレクトボックスが一般的だそうです。Bossの物をよく見かけますね。
現物到着。撮影会へ
届きました。余計な装飾がないですね。シンプルなデザインが魅力的、というよりは業者用って雰囲気です。
中身です。
- 本体
- 説明書(英語)
この2つと緩衝材、乾燥剤が入っていただけです。説明書は頑張って読んでみると、なんとなく書いてあることがわかる程度には易しい文章でした。
本体です。表面にも、信号の流れが書いてあって、直感的にどんな事が行われているのかがわかります。ちょっと楽しい。
側面1です。左側のフォン端子に信号を取り込みます。右のフォン端子からはメインのミキサー以外のアンプ、ミキサーに送る信号を取り出すことができます。さらに右側はAttenuatorのスイッチです。
Attenuatorのスイッチ、説明書によれば以下のような利用を想定しているようです。
- 0dB:エレキギターやベースのピックアップとつなぐ時に使用。
- -20dB:キーボードやCDプレイヤーなどのラインレベルの信号を扱う時に使用。
- -40dB:for speaker feeds
-40dBはよくわかりませんね。どういった状況を想定しているのでしょうか?
側面2です。GROUNDとLIFTのスイッチと主にメインミキサーとつなぐキャノン端子ですね。GROUNDとLIFTのスイッチはGround loopを防ぐために使うものらしいですね。
Ground loopについてはこちらで調べてみました↓
https://www.g200kg.com/jp/docs/dic/groundloop.html
後記
今まで経験則で使っていたダイレクトボックスですが、説明書を読んでみたら、ちょっと面白かったです。PAの仕事で使えそうな機材も少しずつ買い足して行きたいと思いました。
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